なぜ?
仕事では、ひとつの目標に向かって何人かの人で協力しながら進める場合があります。
そのとき、「なぜ、あの人には何度話をしても伝わらないんだろう?」とか
「なぜ、早くしてほしいと伝えたはずなのに、のんびりしているんだろう?」とか
「なぜ、”やります!できます!”と言っていたのに、締め切り直前になって”できません”と言うんだろう?」
などなど、「なぜ?」と思うことってありませんか?
「なぜ?」と思うとき、たいていあなたは「正しい」のです。安心してくださいね。
ただ、残念なことにその正しさは相手にも同じように通用するとは限らないのです。
つまり、相手はあなたに対して「悪かった・・・すまなかった・・・」とは思っていない可能性が大なのです。
ほんとに?まさか!?・・・正しいあなたはそう思うはずです。
悩ましいですね。
けれどもあなたは、なぜ?と答えを求めてはいけないのです。
なぜなら「なぜ?」と問いかけたとしても答えは返ってこないか、あるいは返ってきたとしてもまったく予想外のもののはずだから。
ではどうすればよいのか。
「なぜ?」という地点で留まってしまえば不毛な砂漠を行くがごとく。出口はなかなかみつからないでしょう。
思い切って視点を変えてみませんか?
ジャンプ!
どうすれば相手は動いてくれるのか?ということから
こちらの伝え方を変えてみる、という視点の変え方。
・・・相手は変わらないのですから。
もっと視点を変えてみましょう。
あなたはなぜ、いま、その仕事をしているのですか?
どういう運命の(!)巡り会わせでその仕事に携わっているのでしょうか?
「なぜ?」という場所に留まらなくていいのです。
あなたはどのような仕事のしかたをしたい人なのでしょうか?
あなたはどのように仕事と向き合いたい人なのでしょうか?
先へ進むためにご一緒に考えましょう!